Parklife

所在地

ハーニンゲ、ストックホルム

建主

EUROPAN

プロジェクトの状況

コンペ第1位獲得

パークライフは、公園、集合住宅、商業、駐車場といった要素のバランスを鍵に、ワクワクするような街並みを作り出すことをコンセプトにしたまちづくりの提案です。

本提案では、公共空間の質が社会と経済の活性化に反映されるという原則に従い、街に関わる全ての人にとってWin-Winの関係と、サスティナブルな経済モデルをつくり出しています。

フレキシブルでありつつ明確な開発方針は、社会、経済、そして文化面での長期開発の土台となります。

 

元々ハーニンゲの新市街は旧ハーニンゲの大きなスケール感によって定義されたものであり、ヒューマンな小さなスケールはまちの中に散らばっている状況でした。

本提案では、まちづくりにこれらのスケール感の切り替えを活用し、商業、オフィス、医療機関、学校、レクレーション、そして駐車場の間に絶妙なネットワークを作り出します。

これらは土地や建物の所有、ビルディングタイプ、都市スケール、住人の活動、経済、そして社会の構造といった観点において、フレキシブルかつ色とりどりの都市環境を作り出します。

 

ハーニンゲの今後の開発において、自動車の利用は必須であることから、ここでは駐車場の増設を提案しています。

しかしながら、商業・住宅エリアへのアクセスを保ちつつ、他の場所に駐車場を移転させることで、ストリートレベルでまちの賑わいを創り出します。

誰にも歓迎されていなかったさえない場所が、ワクワクするような発見に満ちた場所に生まれ変わる、まちの中の様々なレイヤーが可視化され、今後ひとつになっていくような提案、それがパークライフです。

 

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ENTRÉ

FOTBOLL

Sample of model - Fine grid

RADHUS

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